前提 1.被検者の右眼か左眼どちらかは視標とは別の方向を向いていて、 視標を見ている眼を固視眼、別方向を向いている眼を非固視眼と呼ぶ。 非固視眼の、視標に対する向きと視線の向きの角度が斜視角 (眼位)である。
2.プリズムには光を曲げる効果がある。
プリズムを眼の前に当てることで、視標の現実上の位置を変えなくても表示位置を変えることができる。1m先を見ている際に1cm距離をずらすことができるプリズムの強さを1Δと定義し、5m先を見る場合、1Δで5cm位置を変えることができる。
斜視角を定量すること
被検者に、5m先(近見の場合は33cm)にある視標を固視させる。
プリズムを非固視眼の前に当てて、視標の位置をずらす。
1眼ずつ2秒間遮蔽し、交代で遮蔽する。
遮蔽を1往復するたびに、プリズムの量を増やす。
3,4を3往復程度行う
非固視眼が遮蔽の後で動かなくなった場合のプリズム量を斜視角とする。

以下の図のフローの眼位検査の際に抗体プリズム遮蔽試験が行われる
